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残り物・作り置き・冷凍に使いやすい保存容器
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- Bila Cook 編集部
保存容器が増えたのに冷蔵庫が使いにくい、ふたが見つからない、冷凍した料理を結局忘れる。こうした困りごとは、容器の数が足りないからではなく、形と使い方が日々の料理に合っていないために起こりがちです。残り物、作り置き、冷凍用を同じ基準で選ぶと、片づける時も食べ切る時も迷いが減ります。
まずはよく使う容量を決める
一人分の副菜、翌日の主菜、汁気のある料理というように、家でよく残る量を思い出します。毎回違う大きさの容器を使うより、浅めの小サイズと中サイズ、少し深さのある大サイズなど、二、三種類の容量を中心にすると扱いやすくなります。角型で外寸が近いものは冷蔵庫内で重ねやすく、空の容器をしまう場所も決めやすいでしょう。
ふたは本体と組み合わせられることが重要です。同じシリーズでそろえるか、ふたにサイズ表示があるものを選ぶと、洗い上がりに探す時間を減らせます。容器だけをたくさん買い足す前に、今ある物のうち、ふたが不足している物や洗いにくい物を一度分けてみるのも有効です。
残り物は小分けにして早めに冷ます
温かい料理を大きな深い容器に入れたままにすると、中心まで冷めるのに時間がかかります。食べ切れる量に浅く分け、小分けした容器の外側を冷水などで冷やし、速やかに冷蔵へ移せば、後で必要量だけ温め直しやすくなります。室温に長く置き続けず、粗熱を取るために数時間放置しないようにします。鍋のまま保管するより、清潔な容器へ移した方が必要な分だけ取り出しやすく、におい移りも確認しやすくなります。
透明な容器は中身が見えるため、食べ忘れを防ぐ助けになります。ただし見えるだけに頼らず、内容と入れた日を小さなラベルやマスキングテープに書いておくと安心です。食べる予定が近い物は冷蔵庫の目線の高さに置き、新しく作った物を奥へ押し込まないようにすると、古い物から使う流れが作れます。
作り置きは用途ごとに詰め方を変える
切った野菜やゆでた豆、下味を付けた肉などは、次に使う分量で分けておくと平日の調理が進みます。水気が残る野菜は、十分に水気を切ってから容器へ入れます。熱い料理を大量に詰めてすぐ積み重ねず、量を分けて熱を逃がします。室温で完全に冷えるまで待つことはせず、汚染を避けながら冷却し、速やかに冷蔵します。
においの強い料理や色の濃いソースは、におい移りや着色が気になる容器と分けると後始末が楽です。カレーやトマトソースを保存した後は、洗浄後ににおいが残っていないか確認し、次に果物やご飯を入れる容器として使うか考えます。ひび、変形、ふたのゆるみがある容器は、液体の持ち運びや冷凍には使わない方が無難です。
冷凍では余白と日付を忘れない
スープ、煮汁、ソースのように水分の多い物は、凍ると量が増えることがあります。容器の口まで詰めず、上に少し余白を残します。平たい形で小分けにすると凍るまでが比較的早く、解凍する時にも必要な分だけ扱いやすくなります。冷凍に向かない容器を無理に使うと割れたり変形したりすることがあるため、表示を確かめてから使います。
冷凍庫では、内容、日付、量を書いたラベルが役立ちます。「作り置き」とだけ書くより、「鶏そぼろ・2食分・8月12日」のように書くと、献立を決める時に判断できます。長く置いたままの物は、見た目だけで安全かどうかを決めず、保存期間や状態を確認します。解凍は冷蔵庫内か、電子レンジの解凍機能を使い、室温に長時間置かないようにします。
洗いやすさまで含めて選ぶ
毎日使う容器は、角や溝が複雑すぎない物の方が洗い残しを防ぎやすく、続けやすいものです。パッキン付きのふたは液漏れを防ぎやすい反面、取り外して洗い、乾かす手間があります。自分の生活でその手入れを続けられるかを考えて選びます。油分の多い料理を入れた後は、ぬるま湯で予洗いしてから洗うと、べたつきが残りにくくなります。
保存容器は、完璧なセットを最初からそろえる必要はありません。よく使う形を少数に絞り、食べる順番が見える置き方と日付の記録を続けるだけで、残り物と作り置きは扱いやすくなります。次の買い足しでは、今ある容器で不便だった場面を一つ思い出してから選ぶと、収納も食事の準備も少しずつ整っていきます。
本体とふたの対応を別々に確かめる
冷凍に使える本体でも、ふたは電子レンジに使えない場合があります。耐熱ガラスという名称だけで直火や急冷に使えるとも限りません。底の表示と取扱説明を確認し、冷凍から加熱へ移す方法、ふたを外すか緩めるかを決めておきます。食品の油分が多いと加熱時の条件も変わるため、対応表示だけを理由に強く加熱し続けないようにします。
冷凍庫で使う容器は、凍った状態でも一食分を取り出せることが大切です。ソースを大容器で凍らせて包丁で割るより、最初から必要量に分けます。ふたと本体の組み合わせを確認してから冷凍し、側面に内容を書けば、重ねたままでも選べます。冷凍対応は保存の安全を無期限に保証するものではなく、扱った日と保存経過も記録します。
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