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一人分の乾麺を迷わずゆでるための段取り
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- Bila Cook 編集部
一人分のパスタは簡単そうに見えて、量が多すぎる、ソースができる前に麺がのびる、鍋やざるの洗い物が増える、といった小さな困りごとが起きやすい料理です。毎回感覚だけで進めるより、麺の量と作業の順番を決めておくと、平日の食事にも取り入れやすくなります。ここでは乾燥パスタを例に、特別な道具に頼らない基本の段取りを整理します。
最初にするのは、食べる量を量ることです。商品によって一人分の目安は違うので、袋の表示を確認します。計量器があれば最も確実ですが、ない場合は最初だけ量った量を手で覚える、またはひとまとめにして輪の大きさを見ておく方法でも構いません。ただし、食欲やソースの具によって適量は変わるため、「必ずこの量」と決めつけないことも大切です。
湯を沸かす前にソースの材料を出す
パスタはゆで時間が決まっているため、湯が沸いてから玉ねぎを切ったり、缶詰を探したりすると慌ただしくなります。まず、使う材料、調味料、皿、ざるを出します。ソースが温めるだけなら、鍋に湯を張ってから準備しても間に合いますが、野菜を炒める場合は切るところまで済ませておくと安心です。
鍋は麺が入り、沸騰してもあふれにくい大きさを選びます。水の量や塩の量は、パスタの袋に書かれた目安を参考にします。塩を入れた湯は熱く、ふきこぼれた液も危険です。鍋のそばを離れず、取っ手が通路へ出ないように置きましょう。子どもがいる家庭では、コンロの奥側を使うなど、近づきにくい位置を選びます。
ゆで時間は「仕上げの一分」を残して考える
表示時間どおりにゆでればよいとは限りません。ソースと合わせてからも火にかけるなら、表示より少し前に一本取り出して固さを見ます。中心にわずかな芯が残る状態でざるへ上げ、ソースの中で仕上げると、のびにくくなります。反対に、冷製パスタや作り置き用なら、料理に合ったゆで加減を選びます。
ゆで汁を少し使うレシピでは、麺を上げる前に耐熱のカップなどで取っておきます。熱湯なので、手を鍋の上へ出し過ぎず、安定した器を使います。ざるへ一気にあける時も、蒸気で手や顔を近づけないよう注意してください。重い鍋が不安な時は、トングで麺だけを移すほうが安全です。
ソースと合わせる時間を短くする
油とにんにく、トマトソース、バターとしょうゆなど、簡単なソースは麺がゆで上がる前に温めておきます。パスタを入れたら、鍋を大きく振り回さず、トングで持ち上げるように混ぜます。乾いて見える時だけゆで汁を少量ずつ加え、味を見ながら整えます。ゆで汁には塩分があるので、最初から調味料を入れ過ぎないことがポイントです。
具を多く入れたい日は、パスタを主食として考え、具材は二種類程度に絞るとまとまりやすくなります。きのこならきのこ一種類、たんぱく質ならツナや卵のどちらかというように決めると、冷蔵庫の中でも選びやすくなります。残ったソースだけを保存する場合も、清潔な容器に移し、表示や状態を確認して早めに使い切ります。
食べ終わった後までを短くする
一人分の料理では、使う器具を増やし過ぎないことも続けやすさにつながります。パスタをゆでている間に、使い終えた包丁とまな板を洗い、ソースを合わせた鍋へざるを重ねて水気を切れば、食後に残る作業が少なくなります。ただし、熱い鍋やざるを不安定に重ねるのは危険なので、作業台に置いて落ち着いて行います。
食べる時間が遅くなりそうな日は、先にパスタだけをゆでて置くより、具を切って調味料を計っておく程度にとどめます。乾麺は食べる直前にゆでたほうが食感を保ちやすく、余った一皿を保存する前提にしなくて済みます。短い段取りを自分の台所に合わせて繰り返すことが、平日料理を楽にする近道です。
麺の袋を閉じる前に、次回使う一人分をすぐ量れる状態にしておくのも便利です。湿気を避けて保存し、袋の表示にある期限を時々確認すれば、買い置きの乾麺を安心して使い切れます。
まとめ
一人分の乾麺は、量を先に決め、ソースの準備をしてから湯を沸かすことで、迷いが減ります。ゆで上がりの少し前から仕上げを意識すると、食べる時にちょうどよい状態にしやすくなります。自分のよく作る一皿で、使う鍋と麺の量を決めておくと、次回はさらに楽になるでしょう。
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